9/24 オトタノ2018

9/24(月)、「音を楽しむ」をテーマにした音楽フェス【オトタノ】がSHIBUYA O-EASTにて開催された。

同イベントはjealkb presentsと題し、jealkbの他にもアーティストやお笑い芸人、ラッパー、アイドルなど、計33組もの出演者によって行われた。

 

11:00のDJタイムにはじまり、

12:00のjealkb公開リハから22:00頃の閉演までイベントはノンストップで走り続けた。

 

 

以下では、jealkbによるオープニングアクト(公開リハ)、

及び21時からの出番について細かくレポしていきたいと思う。

 

セットリスト:公開リハ(曲間にMC有り)

1.OKK-17

2.PARIPO

3.虚無感狂想曲

4.Reverse Bonito

5.FIREBIRD

 

TOKIOの宙船が流れ、メンバーが順に入場して来る。

公開リハの始まりだ。

haderu「どーもー日本一腰の低いビジュアル系バンドでーす!」

   「今年二年目のオトタノ、皆さんお越し頂き誠に有難うございます。」

と、深々と頭を下げる、とても腰の低いバンドである。

haderu「今日一日楽しもうな!それではhidekiの振り付けについてこい!」

 

 

【1.OKK-17】

筆者がライブで一番高揚するこの曲。

振り付けも魅力的で、最高に一気にjealのモードへと連れて行ってくれるものだ。

歌い終わるとhaderu「いいじゃんいいじゃんいいじゃんいいじゃーん」とご満悦。

haderu「ギターの音もっと下さい」

hideki「ローミット下さい」

haderu「お前関係ないだろ!」

edieeコッペパン下さい」

hideki「それは楽屋にしろ!」

と、haderuの一言を皮切りにボケ倒すメンバー。

ちゃんとツッコミもあって形になっているから面白い。

 

 

【2.PARIPO】

パッチュラ顔を伝授後曲を始める。

haderu「いいパッチュラ顔もってんなー」

   「音たのしんでんなーお前ら!!」

 

 

【3.虚無感狂想曲】

前置きなしに曲はスタート。

振り付けのNSGS(生搾りグレープフルーツサワー)も皆、お手の物。

haderu「あんな急にグレープフルーツ搾れって言われて、搾れんだな〜」

   「あの銀のやつ見えたもんね」

hideki「居酒屋とかで搾るやつね」

jealerはもちろんの事、他のアーティストのファンにも浸透しつつあるNSGSである。

 

 

【4.Reverse Bonito】

左右に移動しまくるこの曲。haderu、hideki、はもちろんのこと、dunchもステージ上で左右に動き回る。

曲中いつも通りカツオが用意された。

深夜イベントであった、haderuの帽子を打抜くカツオはあるだろうか。

皆全力でカツオを投げ、戻す。

 

haderu「カツオパクってる人いなよね?パクリカツオないよね?」

   「この前台湾のliveでやったら戻り率50%だったから。」

hideki「謝謝って言ってねー」

haderu「謝謝じゃねーわ、あげてねーわ!っていうね」

 

 

【5.FIREBIRD

鶏の人形を回して行くから、最後曲終わりで焼けたものを戻してきてとのこと。

みな曲にノリながら鶏を回していく。

タオルを掲げてノルところでも、鶏は回り続けた。

そして最後に焼けた鶏が会場からedieeの足元へ飛んできた。

一応成功となった。

 

haderu「みんな鶏来た時邪魔そうな顔するのだけやめてー」

   「こちらはね、後でスタッフで美味しく頂きます」 

   「今日はバンドが出て、アイドルの方出て、ラッパーが出て、歌手の方が

    たくさん出てきます。長いけど、頑張ろうな!

    一日長いけど楽しもうな!」

haderuの声かけの度に「ウォー!」と歓喜する会場。

haderu「では、オトタノ…」

皆「スタート!!!!」

 

こうして平成最後の夏の音楽フェス、オトタノ2018が開幕した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くのアーティストたちが会場を温めバトンをつなぎ、最後のその時が来た。

オオトリである、jealkbの出番だ。

リングネームのようにjealkbの名前が紹介されると今日イチの歓声が上がった。

 

1.Packya Ma Lad

MC①

2.Reverse Bonito

※Tarto Tatin

3.PARIPO

4.FIREBEEF

5.ASTROMEN

 

〈以下、アンコール曲〉

・オトタノテーマソング

・shell

 

 

 

 

【1.Packya Ma Lad】

オープニングから振り付けで盛り上がり始める。

すると、

haderu「止めてー」

hikeki「いい感じだったのに」

haderu「止めるバンドです。jealkbです。」

   「こちらは振り付け担当のhidekiです。

    hidekiについてこれなかった人いたね。

    いけるかオトタノ!?hidekiについてこれるか!?」

歓声が上がると再び演奏は始まった。が、

haderu「止めてー」

   「後ろ、hidekiについてくるって約束したよな!」

   「hidekiについてきてくれた人とついてこなかった人やりまーす」

お立ち台でhidekiとhaderuが再現する。ちゃんと回って後ろを向くhidekiに対して前を向いたままのhaderu。「あっ」と目が合い気まずい雰囲気。

いつものこの再現で、jealのライブが初めての人の心も鷲掴む。

さぁ再び演奏再開。

会場は大盛り上がりで皆hidekiについて行く。

『パオパオパオパオ』でhaderuが煽る。必死で表現する会場。

haderu「最高—!!」

 

最後の『パオパオパオパオ』がやってきた。すると、hidekiがMr.人間の姿勢に。(Mr.人間=jealkbの直前に出演)

笑いながらも、叫びつつ会場もMr.人間の姿勢に。

jealkbのライブ初参加の方、どうですか?

最高のライブでしょう。

 

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【MC】

haderu「改めましてjealkbです!

    今日はみんなオトタノに来てくれてありがとう!

    そして今日ここまで繋いでくれたアーティストのみんなには拍手を!」

haderuは観客と出演者たちに感謝の気持ちを述べた。

 

haderu「ちなみに次歌う曲はReverse Bonitoといって、戻り鰹の歌です。

    カツオを投げるのでこちらに投げ返して下さい。

    カツオはぬいぐるみです。生じゃないです。

    カツオに触ることが出来たら一年風邪引かないとされています。

    さぁみんな波に乗ってくれるか!?」

 

 

【2.Reverse bonito】

激しいヘドバンの曲から始まり、左右に祭りのように移動するこの曲。

そして、立ち去っていった元jealer(jealkbのファン)に向けた『戻ってこいよ』『帰ってこいよ』という想いやメッセージが乗った曲である。

サビではhaderuの伸びの良い歌声と共に、大量のカツオが放たれる。

観客はそれをステージへと投げ戻す。カツオは2階席まで飛んできた。

観客の興奮具合も伝わってくる。

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【※Tarto Tatin】

イントロで湧き上がる会場。

歌うのかー!!?と思ったが、やはりイントロで終わった。

 

 

haderu「みんなよく分かんないよね!

    これはedieeが作ったタルトタタンという曲ですが、

    すげぇ人気ないからやってないです。

    jealerにつられて知らない人もフゥーって盛り上がって 

    jealkbの人気のある曲だと思ったよね。

    一番人気のない曲ですから!

    ただ、これで皆さん共犯者です!

    大きなフェス行ったら時これ絶対やって下さい!」

と、フェスでタルトタタンが流れた時のリアクションを伝授するjealkb。

練習がてらもう一度演奏が始まる。

 

イントロでsapotoにピンスポがあたる。

「きゃー!!!!!」と会場の声はMAXだ。

すると今度はAメロの頭までhaderuの歌声が響いた。

騒ぐ会場。

だが、もちろん曲は終了。

盛り上がりがシンクロすると、聴ける範囲が広がるかもしれないという。

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【MC】

来年はもっと大きな会場でオトタノをするというhaderu

haderu「1人が3人連れてきましょう。はい言って!1人が3人!言って!

    一人が3人!みんなバカだから言わないと忘れちゃう!」

笑いが起きる。

haderu「1人が3人つれてくれば…STUDIO COASTで出来ます!」

観客「きゃー!!」

COASTとはこれはビックイベントだ。是非叶えてもらいたい。

 

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【3.PARIPO】

深夜イベントの時、haderuがjealerのノリ方を一層楽しんでいた一曲である。

この曲には『パッチュラ顔』というものがある。

edieeがやらされる。なぜか少ししゃくれるediee。そういえば以前elsaもしゃくれていた。パッチュラ顔はしゃくれやすいらしい。

この曲ははじめからお祭り騒ぎにノリまくる曲である。

特徴的な矢印マークも観客みんなhidekiにつられてやっている。

ギターで前に出てきたsapotoにピンスポが当たる。

そこで気づいたのは、sapoto…サンダルだったんだね。

観客みんな踊り狂う。新曲とは思えないほどの盛り上がりようだ。

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【4.FIREBEEF】

曲前に少し振り付けの紹介があった。

「刺し身のレバー」で自身のレバー取り出して、一度目は戻す。二度目は捨てる。

思わず笑ってしまう。なんで捨ててしまうのだろう。

 

曲中はタオルで巻いた拳を掲げて小刻みに振る。

牛タンを表現しているのだ。

すると、なにか違和感が起きた。

sapotoの表情が曇りだす。haderuの声と音楽があってない…?

曲がずれていることにhidekiも戸惑い次の振り付けをどうしたらいいのか迷い出す。edieeが必死で元に戻そうと次歌うべきところを導く。

すると、なんとも立て直した。

サビに突入し、何もなかったように曲は続く。

ハプニングをはねのけ曲は盛り上がり続けた。

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【MC】

haderu「みんな推しのバンドあるだろうけど、うちのバンドは2番手3番手で

    いいんで推して下さい!」

さすが日本一腰の低いバンドである。

 

 

【5.ASTROMEN】

最後は去年のオトタノと同じ、この曲であった。

edieeによって制作された曲である。

曲中edieeからの言葉があった。

ediee「皆さん楽しかったですか?

   オトタノ参加してくれた人たちもありがとうございました!

   僕たちはこれをスタートに…」

途中までしか喋れなかった。

笑いと盛り上がりを見せる会場。

haderuが話し出す。

Haderu「みんな、今日はありがとう!!

    参加してくれた全てのアーティストの皆さん、協賛の皆さん、

    そしてオトタノスタッフの皆さん本当にありがとうございました!」

    本当に音楽の力ってすごいと思う一日でした。

    来年のオトタノで会おうな!」

『BYE BYE YEAH!』とみんなでお別れの挨拶をしているような歌詞に感動と寂しささえ感じた。

 

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こうして、jealkbの演奏は終わり、メンバーは退場していった。

 

 

 

アンコールでは、所ジョージさんが作って下さったという発注2日で出来た【オトタノテーマソング】と、jealkbの【shell】という曲を、本日の出演者全員で披露し、終わった。

こうして10時間にも及ぶ音楽フェス「オトタノ」は閉幕した。

今年も最後は、観客、出演者、スタッフへの感謝の気持ちを込めて。

年々盛り上がりを見せ、マストのイベントになっているオトタノ。

来年は本当にcoastで果たせるのか?

だが、例えそれが果たされなくても、例えどこで行われていても、

私達はこのイベントに挑み続けようと思う。

どこで行われていてもそれは音を楽しむ最高のフェスであることは間違いないから。

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そんなjealkbのライブツアー2018「Mix Up Disco」が

10月12日(金)より始まる。

jealkbのエンターテイメントをこの目に焼き付け、そして体感しに行こう!!

 

 

2018.10.12(Fri)  @西川口Hearts 

     10.25(Thu)  @心斎橋VARON

     10.26(Fri)   @大須RAD HALL

     11.2 (Fri)   @横浜BAYSIS

     11.9 (Fri)   @福岡INSA

     11.23(Fri)   @柏PALOOZA

     12.4 (Tue)   @マイナビBLITZ赤坂

 

詳細は以下ページより:

https://jealkb.net/live.php