2018/9/21深夜新曲ライブレポ

9/21(金)深夜、jealkbによる9/5発売されたミニアルバムに収録されている(ダウンロード曲も含め)新曲ライブが渋谷Star laungeにて開催された。

ライブは3部構成となっており、

1部:ウォーミングアップ(過去の曲ライブ)

2部:新曲振り付けレクチャー

3部:新曲ライブ

上記内容でオールナイトのイベントは行われた。

以下レポートではその内容を細かく書いていく。

 

 

 

 

24:20会場へ到着すると、すでにエントランス外は多くのjealerで賑わっていた。

金曜日の深夜、渋谷にこれほど多くの人の群れがあることに一般の歩行者たちは戸惑いや興味を表した。

そんな全ての人達に教えてあげたかった。

 

今からjealkbの最高の夜が始まりますよ、と。

 

25:05その時は訪れた。

TOKIOの宙船が響き渡る。

そんな中下手の入り口からediee,elsa,sapoto,dunch,hideki,haderuの順で

メンバーは入場した。

一気に胸の高鳴りが始まると演奏がはじまった。その曲は…「哀罪」

 

 

1部:セットリスト

  1. 哀罪
  2. kills

MC

  1. Sadistic Maria
  2. 妄想アメリ
  3. D.D
  4. 堕落

MC

 

 

【1.哀罪】

初めにこの曲を持ってくるとはとても色っぽい。

皆曲の世界観、haderuの歌声に酔いしれ体を揺らす。

 

【2.kills】

イントロで一気に湧き立つ会場。徐々に会場がノリだす。

しかしそれでも足りないのだろう。hidekiが「眠いのか?お前ら?」と煽る。

続いてhaderuも「夜通しで遊ぶんだよな!?」

それに応えるjealer。会場が温まり始まる。

 

 

【MC】

新曲ライブだと思っていたが、始まりから知っている曲で始まって少し興奮と戸惑いを見せていた我々に本日の構成が説明され、今はウォーミングアップの時間だと教えられる。新曲レクチャー時間はなんと一時間半を予定しているという。

新曲ライブの本番はおよそ3時頃であろう、と。

なんとも長丁場だ、と少し思っている中、

hideki「始発前に帰されても困るでしょう?

   ここに座ってスマホ見て始発待つのは嫌でしょう?」

いやはや、その通りだ。笑

 

続いて新曲FIREBEEFにちなんで物販されたタオルとセットでついてくる笛についての説明がなされた。皆で試しに吹いてみる。

haderu「鈴虫っぽい笑。みんな吹くのうまいね。笛のゾーン30分で終わりそう」

hideki「いや長くね!」

haderu「本当は首から下げてほしいんだよね。でもjealの物販は安さ第一なんでね。

    そこまでつけられなかったんで、そこの東急ハンズで買って

    首から下げれるようにして」

確かに本日のハコ、Star laungeからハンズは目の前だ。

haderu「初パートですからね。jealerに初めて楽器持たせましたから」

hideki「7人目のメンバーにね」

haderu「いや、あなたその言葉好きよね!」

hidekiが大好きなフレーズ、7人目のメンバーになるべく私達は笛をぶらさげ今後ライブに参戦する。

 

 

【3. Sadistic Maria】

会場が勢いよく髪を振り乱す。「愛してると叫んだ」の歌詞で叫ぶjealer。

不気味な笑い声パートをhaderuとhidekiが楽しそうに表現する。

と、思っているとedieeの下から勢いよく煙が。驚きながら煙に包まれるediee

煙のでるスプレーを片手にふざけまわるhaderu

会場は大盛り上がりだ。

 

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【4. 妄想アメリ

特徴的なイントロが流れ出し、湧き上がるjealer。

haderuとhidekiがjealerに声を出させ盛り上がらせる。

より一層ヘドバンも勢いを増す。

 

 

【5. D.D.D

「妄想アメリ」でヘドバンが激しくなっていた最中、この曲でよりヘドバンを煽られる。

この曲はメロディー部分があり、そこで落ち着くと思いきや、全体としてヘドバンをして音に酔いしれる曲である。

ひたすらに首を振るのでなく、音に浸っているが故のヘドバンといった感じで、曲との一体感が生まれる。

 

 

【6.堕落】

曲が始まる前にhaderuが後ろを向きelsaに何か相談をしている。

嫌そうな顔をするelsa。一体どんな会話をしたのか?

するとhaderuが後ろ向きのまま反り返るように叫んだ。「堕落—!!」

 

haderuが好きな曲である。

拳を突き上げるjealer。

サビになれば舞い狂うjealer。

まだまだオールナイトライブは始まったばかりだ。

 

 

【MC】

「堕落」直前のelsaの嫌な顔の理由が分かった。

やはり「堕落」は予定していたものでなく、haderuのむちゃぶりだったそうだ。

そんな無茶振りにelsaをはじめ、対応するメンバーが素晴らしい。

 

「この時代の曲も大切にしていきたい。」と、haderu

「今からの曲も、これまでの曲も大切にしていきましょう」

新曲ライブとは言えど、もちろん以前の曲も大切にしてもらいたい、楽しんでもらいたい、という思いからの『1部:過去の曲ライブ』であった。

 

 

 

 

 

2部:振り付けレクチャー順

  1. 繋縛人形〈ONNA(仮)〉
  2. gosh!
  3. ジガサガ
  4. フルゴリラ
  5. PARIPO
  6. Lalalarunrunrun
  7. 暴レ神〈祭(仮)〉
  8. FIREBEEF
  9. 煽情
  10. 才僕

 

【1.繋縛人形】

まずはダウンロード曲。ダウンロード時の仮タイトルは「ONNA」であったこの曲。

「ポイントはヘドバン」と、hideki。

「ライブで髪振り乱して、あ、このために髪伸ばしてたんだーってやつね」

「ちょっとレクチャーするのにメモみたいから…」と、各曲のメモが乗っている譜面台をいわゆるお立ち台にずらす。

台の上にのり、「完全なる指揮者だねー」自分で突っ込むhideki。笑う会場。

指をとことこと手のひらで歩かすような表現をする。

haderu「それは一体?」

hideki「人形です。繋縛人形です」

   「で、繋縛人形からのフリーメイソン

そういって三角形をつくり前にだす。

haderuフリーメイソンなんですか?」

hideki「フリーメイソンです。」

haderu「あ、私も」

hideki「あ、そっか。メンバーにフリーメイソンが2人いたことに」

ediee「3人いたんですね!」

急なedieeの登場に笑いながら驚くhaderuとhideki。

hideki「え、…誰がですか?」

ediee「あたす、あたす!」

edieeとのやりとりに笑いが起こる会場。

 

【2.gosh!】

何やら黒い板を取り出すhideki。

設置後、「ここは階段です。」といって板の裏で階段を下るパントマイムのようなことをする。

板から出てくるないなや、下手の端にいるjealerに、

「そこ見えちゃうけど見えてないことにして!!目あったら恥ずかしいから!!」と、hideki。

オープニングの構成はこうだ。

板を使うときのスタンバイ場所はhidekiが下手(ステージ左)、haderuが上手(ステージ右)。hidekiが先に上手に向かって階段を下って行き、次にhaderuが下手に向かい下る。そして、消えた二人は人差し指を立てて舞台下からせり上がってくる。

どこの会場でも出来るせり上がりシステムだと言う。

jealerはサビの『逃げ出そう』で逃げ回る。サビ途中でhaderuとhidekiがこちらを振り返るタイミングで、手を目の前にかざしながら2人の方を見てだるまさんが転んだのようにjealerは一時停止。

試しに曲に合わせて練習をしてみる。

皆サビでイキイキと走り回る。

haderu「みんな逃げるのうまいよー」

フリの中では、ステップで『チャールストン』というステップを取り入れている。

そのときに脇を締める動きを入れていることに対して、

haderu「グングン!ね!」

hideki「グングンって言ってるんだ。私パフパフ派」

そこで決定はなかったため、皆は各々のグングンなのかパフパフをやることとなる。

hideki「あ、あと、せり上がる時、立てた人差し指から登場するようにして。顔横じゃなんだか分からないから」

ediee「イっちゃってる!」

hideki「そう。イッちゃてっる!になっちゃう。ナダルになっちゃうんで」

笑いが止まらない。

 

haderu「ちなみに、階段の時、僕最初待ってるんですけど、どういう顔してればいいんですか?」

hideki「僕が奥まで入っていった顔でお願いします」

haderuがhidekiが奥まで下っていった顔をやってみる。そのオーバーすぎるもリアルなリアクションに会場中が笑う。

ライブでこの構成が当たり前になって行くのかと思うと、とても面白いことである。

 

 

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【3.ジガサガ】

hideki「肩組んでほしいんだよね。それで出来ればフロアで全体が円になってほしい」

jealer「えーーーーーーーーー」

haderu「無理なんだ。ダイレクトに生の声が聞こえますね」

ediee「へーこの人撫で肩なんだーとかね」

hideki「骨ばってんなーとかでき物があるんだーとかねぇ」

と、肩の話で盛り上がっている中haderu

「あれ、どうしたんですか?何してるんですか?」とdunchにふる。

dunch「ちょっと、終電逃しちゃって」

笑いが起きる。

もう肩の話もどっかへ行ってしまう。

hideki「分かった、そしたら一回そっちの自由にやってみて」

haderu「課題残して進んでだいじょうぶですか?」

hideki「はい。自由に解き放ちます」

   「ってかドラムさっきちがくなかった?五連のやつ」

elsa「こっちの方がかっこよくない?」

haderu「じゃぁCD通りがいいのか、パワー系の方がいいのか

    手上げてもらいましょう。CDがいい人!…。パワー系がいい人!…」

   「投票率25%!現代の若者!」

本当に日本を象徴してるかのごとくの投票率であった。笑

haderu「じゃぁ拍手で。A:CD通りがいい人!…B:パワー系がいい人!」

拍手だと先程より投票率もあがり、Bのパワー系が人気が高かった。

haderu「ではパワー系で行きます!民主主義国家なんで、jealkbは!」

 

【4.フルゴリラ】

「スコスコドスコ」の振り付けでhidekiが不穏な動きをする。(※深夜ノリのため表現略)

hideki「もうこうしてもいいでしょう。」

haderu「いや、それじゃ、ズコズコバッコンだから!深夜イベントですねー」

   「…いや、一番喜んでんじゃねーよじじぃ!!」

そういって楽しそうに笑っているdunchをいじるhaderu

 

試しにやってみよう、と演奏が始まる。

終わると、elsa「フルやってんじゃねーよ」

haderu「のっちゃってやっちゃったね」

うずくまるelsa。

elsa様頑張ってー!!

 

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【5.PARIPO】

『PARIPO』に移った瞬間、

sapoto「ちょっとトイレ。…モンスター飲みすぎちゃった」

sapotoのトイレターイム。

haderu「フルゴリラどんな気持ちでひいてたんだよ」

 

この曲は最期の『パッチュラ顔』が大切だと言う。

edieeから、dunch、sapoto、elsaの順番でやらされる。

なぜかしゃくれるelsa。

じゃぁみんなやってみて!とjealerもやってみる。

hideki「いいね。やっぱり住んでる地域によってちがうね。」

haderu「真顔の人とかね」

hideki「真顔は東北じゃないかなー」

 

hideki「あと、矢印作って出したり引いたりするところは皮がむけた的なね」

(※深夜ノリのため深掘り略)

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【6.lalalarunrun】

edieeボーカルの曲のためhaderuとhidekiの二人で振り付け先導。

口をぽんぽんと清水アキラをイメージして叩くとのこと。

練習はノリと勢いで一発オーケー。

 

 

【7.暴レ神】

タオルと共にセット物販された笛の登場だ。

試しに曲に合わせて皆で笛を吹いてみる。

しかしあまり聞こえないことが発覚。

それならば曲前に笛を吹こうということになる。

haderu「笛吹いたらやるって曲にしましょう。

    曲間にMCもやらないし、なんか変な間あるなーって思ったら察して!」

 

hidekiが曲の途中で神輿を装着。…が、準備に結構な時間がかかる。

結局神輿から小さな体の人形をはずしてそれのみの装着。

それでジュアルポーズ。これは生で見てほしい。とても可愛い。

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【8.FIREBEEF】

 

特徴はサビでedieeデザインのタオルを掲げて手を小刻みに振ること。

そして『刺し身のレバー』で自分の肝臓らへんを取り出して、一回目は戻す。

二回目は取り出して、捨てる。

 

hideki「『あみちぇん!!』は『網チェンジ』ね」

haderu焼肉屋さんとかで勢いよく『あみちぇん!』やってみて下さい」

 

【9.煽情】

思いのままにノル。

 

【10.才僕】

haderu「レクチャー必要?」

jealer「大丈夫—!!」

haderu「じゃぁ一回やろっか」

 

曲後…

hideki「完璧だね」

 

 

 

 

後半になるにつれ、時間の問題か、疲れか、

あまり1曲1曲に詳しく時間を費やさなくなったが、

ひとまず、振り付けレクチャーはこれにて終了した。

時刻は2:50。

 

ここで一旦休憩。

新曲ライブ本番までの待ち時間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

3:10

宙船が流れはじめる。

新曲の衣装に着替えたメンバーは下手の入り口からいつも通りediee,elsa,sapoto,dunch,hideki,haderuの順番で入場した。

さっきまで一緒に居たとは思えない、ライブが始まるという緊張感が再び訪れていた。

 

3部:セットリスト

  1. ジガサガ
  2. フルゴリラ

MC①

  1. gosh!
  2. 繋縛人形
  3. lalalarunrun

MC②

  1. 才僕
  2. PARIPO

MC③

  1. 暴レ神
  2. FIREBEEF
  3. 煽情

 

〈以下、アンコール〉

・回遊魚

・虚無感狂想曲

・歪ミイズム

※Tarto Tatin

・PARIPO

 

 

 【1.ジガサガ】

一度休憩を挟んだときにドッと訪れていた疲れが一気に吹き飛ぶ。

jealkbの新曲ライブの始まりだ。

会場中がノリにのる。

sapotoの作る曲で特徴的でもある、haderuの伸びの良い声を引き出すサビがかます

途中、sapoto vs edieeのギター対決…と思いきやedieeは口でギター音を出す。

CDでは気づかなかったが、CDでもそうだったのか?笑 

 

 

【2.フルゴリラ】

スコスコドスコはズコズコバッコンにはならず、スマートな振り付けのままに。

卍マークのフリをやるjealerに少し笑ってしまう。

フリが多く、踊ることを楽しめる曲となっている。

 

 

【MC①】

haderu「お前ら、会いたかったか?」

jealer「会いたかった!!」

haderu「会いたかったか!?」

jealer「会いたかった!!」

haderu「バカ、俺達のが会いたかったよ。」

jealer「きゃー!!!!」

と、お決まりのhaderuトークが始まった。

 

さっきまでの時間がなかったように初めて現れたふうに話し続けるhaderu様。

しかし途中から自分で笑ってしまう。

そんな中、hidekiはもくもくと後ろで黒い板の準備をしている。

次の曲がなんなのか、もう皆すでにわかっている。

 

 

【3.gosh!】

階段からのせり上がり、と、オープニングの構成は完璧。

曲中はクラップをしたり、サビの『逃げ出そう』をきっかけに逃げ回るjealer。

フロアはごった返しているが、その光景はなんともjealkbのライブらしい。

長い時間出し続けたhaderuの声に異変が。途中からedieeに歌わすという一幕もあった。

『超絶魂』の歌詞の部分は『ウルトラソウル』のノリでみんなで『ワォ!』 

 

 

【4.繋縛人形】

haderuが声をはるシーンが多く、のどが開いておりとても気持ちの良い曲である。

振り付けの、人形を歩かせている時は一体なんの時間だ?と思わせるが、これもNSGSのようになっていくのだろうか。

 

 

【5.lalalarunrun】

haderuとhidekiという振り付け先導が2人になることでなのか、一度しか練習していないのにも関わらずとても会場との一体感がある曲となっている。

曲中edieeのMCが入る。

皆、会場中がひれ伏ししゃがみ込む。

その光景に戸惑って何も言えないediee。そして歌う。

edieeらしい世界観と遊び心のある1曲であった。

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【MC②】

hideki「みんなひれ伏したらなんもしゃべれなくなってたじゃん」

ediee「なんか緊張しちゃって。殿になった気分でした」

haderu「殿?尊師じゃなくて?」

ediee「あぁ尊師、尊師で」

haderu「尊師はありがたい言葉をくれるからね。何かありますか?」

ediee「え、…みんな、ぜったいに、お肌はきれいなんだよ」

haderu「ありがとうございます」

hideki「お礼言うんですね!?」

haderu「ありがたいお言葉ですから」

 

 

【6.才僕】

有名番組のエンディングでも使用されているこの曲。

jealerは皆聞き慣れている上に振り付けもやり慣れている。

体に染み付いた踊りで、楽しそうにノリ狂う。

 

 

【7.PARIPO】

今後のライブシーンを盛り上げてくれるであろう1曲。

『目線まで』と目線を向けられたら矢印を小刻みに動かすシーンがあったり、なぜか矢印がむけるシーンがある。(※後者の表現深読み厳禁)

この曲の一番の楽しみ所であるパッチュラ顔だが、

実はhaderuの楽しそうなパッチュラ顔が一番最高なのだ。

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【MC②】

haderu「hidekiがいつも言ってるけど、これでみんなも7人目のメンバーだよ」

 

続きを話すでもなく、へんな間があく。

 

これは!…合図である!あの合図だ!

 

 

【8.暴レ神】

笛を吹き始めるjealer。笛の一体感がましたところで曲は始まった。

そう、この曲の合図は笛である。

小さな人形の体を装着したhidekiが踊る。

仮タイトルでもあった祭感のある高揚する一曲である。

 

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【9.FIREBEEF】

網チェンジこと『あみチェン!』が決まるととても気持ちがいい。

みんなでレバーを出して戻しては出して放り投げて。

タオルは牛タンを表現して小刻みに振る。

フェス感のある曲である。

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【10.煽情】

ミニアルバムの中で実は筆者が一番好きな曲である。

jealkbらしいノリのように思える。

サビに言った時のスッキリ感と、『フッフッ』『トゥットゥッ』など声に出して歌いたくなる仕上がりだ。

jealkbらしいノリと前述したとおり、jealerが気持ちよく自由にノれる一曲ではないかと思える。

 

 

 

こうして、一通り3部構成のライブが完成された。

過去曲の1部から始まり、最後は新曲で締めくくられた。

haderu「新曲も古い曲も、みんなで可愛がって下さい!」

そう言って彼らはステージからはけて行った。

 

 

 

〈以下、アンコール曲〉

笛の音が会場を響き渡った。すると、徐々に広がる笛の音。笛の音で『JKB』コールである。

 

すると、メンバーがステージに再登場。

haderu「秋の音のようでいいね笑」

   「今日は新曲をもう1曲用意してきました。

    レクチャーなんていらねーよな!だって?私達は?出来る子だもん!

    聞いて下さい。『回遊魚』」

 

聞いたことのないタイトルに戸惑う私達。

するとその曲は流れた。

『回遊魚』改め、

【Reverse Bonito】

湧き立つ会場。

皆全力でカツオを戻す戻す。

勢い余って深夜で弱っているhaderuの頭を直撃で帽子を飛ばす。

笑うhaderu。返却率100%のいい子たちである。

 

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曲が終わるとedieeがギターの音がさっきから出ないと言う。

「でも問題なかったね」と、haderu

ediee「おい!」

だが実はedieeが足元で踏んでいなかっただけとの、ケアレスミスが発覚。

 

流れは変わってなぜかelsaのものまねの時間に。

クレヨンしんちゃんをまずやる。なんともリアクションしにくい。

haderu「じゃぁちびまるこちゃん!」

elsa「あたしゃもう限界だよ」

ちびまる子ちゃんっぽさとelsaの本音がまっちしすぎて周囲は爆笑。

そのご

その後も美川憲一五木ひろし、と、意外とハマるものまねがたまに出てくる。

haderu「これ次のFC旅行あるねー」

ファンクラブ旅行に乞うご期待である。

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エリック・クラプトンの話になる。すると会場から『Tears In Heaven!』と声が上がる。

sapotoの演奏が始まる。印象的なイントロである。

歌声が始まる、その時。

ediee「〇✕〇✕〜〜」

haderu「お前が歌うんかい!!!!」

hideki「今なんて言ってた?『うちのやつ〜』とか言ってなかった?」

これはさすがに腹を抱えた。

(正しくはWould you know my name. である)

 

 

 

【虚無感狂想曲】

「搾りたいんだよなー」というhaderuの言葉から始まった。

hideki「NSGSね」

そうこの曲だあった。

 

NSGS(生搾りグレープフルーツサワー)のフリを代表としているが、拳を突き上げたり踊狂うようにフロアを回りに回るこの曲。

後半、haderuがもったいぶる。その言葉をなかなか言わないことに高鳴る鼓動。ためてためて、そして、その言葉は発せられた。『are you ready?』

『Let‘s go!』jealerが叫ぶ。

まだまだjealerは騒ぎ続ける。

 

 

【歪ミイズム】

裏取りのリズムで静かにのるメロディーから、サビは思いっきりフロアを騒ぎ回る。haderuはオープニングで使用した煙の出るスプレーを取り出し暴れまくる。

そして皆で叫ぶ。『あなたのせいで歪ミイズム』!!

 

 

 

【※タルトタタン

sapotoが引き出したあのイントロ。

とんでもなく盛り上がる会場。『タルトタタン』である。

イントロを越えて、歌いだしたhaderu。どこまで!?とうとう最後まで歌ってくれるのか!?と期待するjealer。

するとなんだかさぐりさぐりの顔をしだすhaderu。どこで終わるべきか皆の中で決まっていないのか?どうなる?どうなる?…と思っていると、グダグダに終わった。

『えーーーーーーーーーーーーー!』とjealer。

sapotoのアドリブでの急なタルトタタンだったため、皆どこで終わるべきかあわかっていなかったそうだ。

ediee「作った本人がコード忘れちゃったからね」

笑いに包まれる会場。

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【PARIPO】

最後は新曲の中からもう一度やりたいというこの曲に決まった。

2度目となるとみんなより一層皆完璧にフリをこなす。

haderuは、「みんなのパッキュラ顔がいいんだよなー」

というのだが、上でも述べた通り、

haderu様、あなたのパッキュラ顔が一番最高です。

 

 

 

 

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 こうしてライブは終わった。

興奮の空気が残るステージからメンバーがはけていく。

声をからしながらも歌い続けるhaderuや手の疲れを抱えながら叩き続けるelsa。

その他のメンバーもそれはそれは大変だった時間であろう。

しかし彼らはjealerを楽しませるためにオールナイトという時間声を出し続け、楽器を引き続け、踊り続けてくれた。

こちら側も疲れていないといえば嘘になる。

しかし、会場を出た後の開放感は、疲れというよりも達成感からくるものであった。

これでjealの7人目のメンバーになれたかな?と少し自分でも思わせてくれるものだった。

このイベントに参加できたjealerは他のみんなに少し誇れるイベントになったと思える。

それは新曲振り付けを誰よりも早く習得できたからだけでなく、jealkbと夜通し楽しみぬいたという経験においてである。

その場に参加できた筆者自身とても貴重な経験となった。

新曲でも過去の曲でも最高に盛り上がって楽しめるjealkbのライブ。

haderuの言う通り、新旧どちらの歌も大切にして行きたいものである。

いつの時代のjealkbもとても魅力的である。

自分なりの好きな時代を心に抱えながら、新しい曲も受け入れてたのしんでいこう。

私たちjealerの楽しみ方はこうである。

これまでがあるから今がある。

そしてこれからもjealkbは進化し続ける。いつまでも見届けよう。

 

 

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〈next event〉

 

9/24(月)オトタノ

jeakb主催のビックアーティストも多く出演する平成最後の夏を締めくくる大型フェス、オトタノ2018。

次はそちらでお会いしましょう。