0918 jealkb presents「オトタノ」レポ
9/18(月)、「音を楽しむ」をテーマにした音楽フェス【オトタノ】が新宿ReNYで開催された。
同イベントはjealkb presentsと題し、jealkbの他にもアーティストやお笑い芸人、計30組もの出演者によって行われた。
12:30のjealkb公開リハーサルと同時に開演され、閉演となった22時頃までイベントはノンストップで走り続けた。
21時、誰もが待ちに待っていた時間が来た。
jealkbの登場。イベントの大トリとなるライブだ。
登場と共に今までよりも一層湧き上がる会場。
そんな中で始まった1曲目は【OKK-17】。
先程まで静かにしていた観客も頭をふり始める。
続いて【FIREBIRD】皆がタオルを手に振り回す。
hareruが観客にタオルを投げる。興奮して奪い合う観客。最終的にはじゃんけんで、とある男性が勝ち取った。
3曲目は【天誅☆あるわけないストーリー】。
事前にhaderuとhidekiによって振りを教わった観客は皆でサビの振り付けを楽しむ。
4曲目【Packya Ma Lad】。いつものように皆が共に踊らなければ音も止まる。
撮影をしているカメラマンさえ踊らないと怒られてしまう。
hideki先導のもと、会場中が踊る。一体感が生まれる会場。
5曲目として、皆が待ちに待っていたあの曲が流れ始める。
乗り出すメンバー。会場中も盛り上がる。歌いだそうとするhaderu。
と、思ったところで、前奏のみで終わってしまうこの曲。
「えー!」と会場中から声が上がる。
そう、ここまでが一連の流れとなっている、もはや恒例行事、
【Tarte Tatin】の時間だ。
しかし、歌われることなく毎回前奏で終わる。いつか、これがAメロまで、いやサビまで、
いや、最後まで歌われ披露される日は来るのだろうか。
とりあえず、フジロックでいつかこの前奏だけのくだりが行われることは決定している。
6曲目【Reverse Bonito】。日本語訳【戻り鰹】と題されたこの曲では、鰹の人形がメンバーによって観客へと投げ込まれ、それを観客がステージの方へと投げ返す。
そしてこの日は稚魚ならぬものが混ぜられていた。それをとった人は戻すのではなく、稚魚を持ち帰りそれを育て、12月のワンマンライブにて戻し鰹をするとのこと。
人形である稚魚はもちろん育たず、大きな鰹を別で裁縫し、もって来なくてはいけないということなのだが、稚魚をゲットしたのは男性。
さぁどんな風に成長した鰹が戻ってくるのか、12月が楽しみである。
7曲目は【堕落】会場中が文字通り、周り狂うこの曲。初めて見た人は驚くだろうが、回っている当人たちはどんなに人とぶつかろうとも楽しそうである。
8曲目【Fight for a renovation】最高に盛り上がる応援ソング。「志」という歌詞で手を高く掲げるhaderuに興奮する観客。
楽しい時間というものはあっという間に終わりを迎えるもので、
次で最後の曲となった。
このイベント「オトタノ」での最後の曲となる。
メンバーの掛け声でその日の出演者たちがステージの上に大集合した。
皆何を歌うのかも、振り付けも分からないであろうが、アジテーター(振り付け先導)のhidekiが居れば大丈夫だ。
さぁそんな中最後の曲となったのは【ASTROMEN】
edieeによって作られた曲である。
「Tarto Tatinは残念だけど、最後にASTROMENよかったねー!!」と心の中で思う筆者。
観客、そしてステージの出演者たちが、hideki先導のもと踊り、盛り上がるエンディングとなった。
そして最後にhaderuによる、集まってくれた観客、出演してくれた出演者たち、ここまで支え働いてくれたスタッフへの感謝の気持ちで、9時間以上に渡るイベント「オトタノ」の幕は閉じた。
心に残る感謝の気持ち、「皆ありがとう」という言葉で。
大盛況のもと終焉を迎えた第一回「オトタノ」。
来年も絶対に開催するとjealkbは約束した。
開催するハコも大きくなり、いつの日か夏のビッグイベントとなるその日が楽しみである。