9/24 オトタノ2018
9/24(月)、「音を楽しむ」をテーマにした音楽フェス【オトタノ】がSHIBUYA O-EASTにて開催された。
同イベントはjealkb presentsと題し、jealkbの他にもアーティストやお笑い芸人、ラッパー、アイドルなど、計33組もの出演者によって行われた。
11:00のDJタイムにはじまり、
12:00のjealkb公開リハから22:00頃の閉演までイベントはノンストップで走り続けた。
以下では、jealkbによるオープニングアクト(公開リハ)、
及び21時からの出番について細かくレポしていきたいと思う。
セットリスト:公開リハ(曲間にMC有り)
1.OKK-17
2.PARIPO
3.虚無感狂想曲
4.Reverse Bonito
5.FIREBIRD
TOKIOの宙船が流れ、メンバーが順に入場して来る。
公開リハの始まりだ。
haderu「どーもー日本一腰の低いビジュアル系バンドでーす!」
「今年二年目のオトタノ、皆さんお越し頂き誠に有難うございます。」
と、深々と頭を下げる、とても腰の低いバンドである。
haderu「今日一日楽しもうな!それではhidekiの振り付けについてこい!」
【1.OKK-17】
筆者がライブで一番高揚するこの曲。
振り付けも魅力的で、最高に一気にjealのモードへと連れて行ってくれるものだ。
歌い終わるとhaderu「いいじゃんいいじゃんいいじゃんいいじゃーん」とご満悦。
haderu「ギターの音もっと下さい」
hideki「ローミット下さい」
haderu「お前関係ないだろ!」
hideki「それは楽屋にしろ!」
と、haderuの一言を皮切りにボケ倒すメンバー。
ちゃんとツッコミもあって形になっているから面白い。
【2.PARIPO】
パッチュラ顔を伝授後曲を始める。
haderu「いいパッチュラ顔もってんなー」
「音たのしんでんなーお前ら!!」
【3.虚無感狂想曲】
前置きなしに曲はスタート。
振り付けのNSGS(生搾りグレープフルーツサワー)も皆、お手の物。
haderu「あんな急にグレープフルーツ搾れって言われて、搾れんだな〜」
「あの銀のやつ見えたもんね」
hideki「居酒屋とかで搾るやつね」
jealerはもちろんの事、他のアーティストのファンにも浸透しつつあるNSGSである。
【4.Reverse Bonito】
左右に移動しまくるこの曲。haderu、hideki、はもちろんのこと、dunchもステージ上で左右に動き回る。
曲中いつも通りカツオが用意された。
深夜イベントであった、haderuの帽子を打抜くカツオはあるだろうか。
皆全力でカツオを投げ、戻す。
haderu「カツオパクってる人いなよね?パクリカツオないよね?」
「この前台湾のliveでやったら戻り率50%だったから。」
hideki「謝謝って言ってねー」
haderu「謝謝じゃねーわ、あげてねーわ!っていうね」
【5.FIREBIRD】
鶏の人形を回して行くから、最後曲終わりで焼けたものを戻してきてとのこと。
みな曲にノリながら鶏を回していく。
タオルを掲げてノルところでも、鶏は回り続けた。
そして最後に焼けた鶏が会場からedieeの足元へ飛んできた。
一応成功となった。
haderu「みんな鶏来た時邪魔そうな顔するのだけやめてー」
「こちらはね、後でスタッフで美味しく頂きます」
「今日はバンドが出て、アイドルの方出て、ラッパーが出て、歌手の方が
たくさん出てきます。長いけど、頑張ろうな!
一日長いけど楽しもうな!」
haderu「では、オトタノ…」
皆「スタート!!!!」
こうして平成最後の夏の音楽フェス、オトタノ2018が開幕した。
多くのアーティストたちが会場を温めバトンをつなぎ、最後のその時が来た。
オオトリである、jealkbの出番だ。
リングネームのようにjealkbの名前が紹介されると今日イチの歓声が上がった。
1.Packya Ma Lad
MC①
2.Reverse Bonito
※Tarto Tatin
3.PARIPO
4.FIREBEEF
5.ASTROMEN
〈以下、アンコール曲〉
・オトタノテーマソング
・shell
【1.Packya Ma Lad】
オープニングから振り付けで盛り上がり始める。
すると、
haderu「止めてー」
hikeki「いい感じだったのに」
haderu「止めるバンドです。jealkbです。」
「こちらは振り付け担当のhidekiです。
hidekiについてこれなかった人いたね。
いけるかオトタノ!?hidekiについてこれるか!?」
歓声が上がると再び演奏は始まった。が、
haderu「止めてー」
「後ろ、hidekiについてくるって約束したよな!」
「hidekiについてきてくれた人とついてこなかった人やりまーす」
お立ち台でhidekiとhaderuが再現する。ちゃんと回って後ろを向くhidekiに対して前を向いたままのhaderu。「あっ」と目が合い気まずい雰囲気。
いつものこの再現で、jealのライブが初めての人の心も鷲掴む。
さぁ再び演奏再開。
会場は大盛り上がりで皆hidekiについて行く。
『パオパオパオパオ』でhaderuが煽る。必死で表現する会場。
haderu「最高—!!」
最後の『パオパオパオパオ』がやってきた。すると、hidekiがMr.人間の姿勢に。(Mr.人間=jealkbの直前に出演)
笑いながらも、叫びつつ会場もMr.人間の姿勢に。
jealkbのライブ初参加の方、どうですか?
最高のライブでしょう。
【MC】
haderu「改めましてjealkbです!
今日はみんなオトタノに来てくれてありがとう!
そして今日ここまで繋いでくれたアーティストのみんなには拍手を!」
haderuは観客と出演者たちに感謝の気持ちを述べた。
haderu「ちなみに次歌う曲はReverse Bonitoといって、戻り鰹の歌です。
カツオを投げるのでこちらに投げ返して下さい。
カツオはぬいぐるみです。生じゃないです。
カツオに触ることが出来たら一年風邪引かないとされています。
さぁみんな波に乗ってくれるか!?」
【2.Reverse bonito】
激しいヘドバンの曲から始まり、左右に祭りのように移動するこの曲。
そして、立ち去っていった元jealer(jealkbのファン)に向けた『戻ってこいよ』『帰ってこいよ』という想いやメッセージが乗った曲である。
サビではhaderuの伸びの良い歌声と共に、大量のカツオが放たれる。
観客はそれをステージへと投げ戻す。カツオは2階席まで飛んできた。
観客の興奮具合も伝わってくる。
【※Tarto Tatin】
イントロで湧き上がる会場。
歌うのかー!!?と思ったが、やはりイントロで終わった。
haderu「みんなよく分かんないよね!
すげぇ人気ないからやってないです。
jealerにつられて知らない人もフゥーって盛り上がって
jealkbの人気のある曲だと思ったよね。
一番人気のない曲ですから!
ただ、これで皆さん共犯者です!
大きなフェス行ったら時これ絶対やって下さい!」
と、フェスでタルトタタンが流れた時のリアクションを伝授するjealkb。
練習がてらもう一度演奏が始まる。
イントロでsapotoにピンスポがあたる。
「きゃー!!!!!」と会場の声はMAXだ。
すると今度はAメロの頭までhaderuの歌声が響いた。
騒ぐ会場。
だが、もちろん曲は終了。
盛り上がりがシンクロすると、聴ける範囲が広がるかもしれないという。
【MC】
来年はもっと大きな会場でオトタノをするというhaderu。
haderu「1人が3人連れてきましょう。はい言って!1人が3人!言って!
一人が3人!みんなバカだから言わないと忘れちゃう!」
笑いが起きる。
haderu「1人が3人つれてくれば…STUDIO COASTで出来ます!」
観客「きゃー!!」
COASTとはこれはビックイベントだ。是非叶えてもらいたい。
【3.PARIPO】
深夜イベントの時、haderuがjealerのノリ方を一層楽しんでいた一曲である。
この曲には『パッチュラ顔』というものがある。
edieeがやらされる。なぜか少ししゃくれるediee。そういえば以前elsaもしゃくれていた。パッチュラ顔はしゃくれやすいらしい。
この曲ははじめからお祭り騒ぎにノリまくる曲である。
特徴的な矢印マークも観客みんなhidekiにつられてやっている。
ギターで前に出てきたsapotoにピンスポが当たる。
そこで気づいたのは、sapoto…サンダルだったんだね。
観客みんな踊り狂う。新曲とは思えないほどの盛り上がりようだ。
【4.FIREBEEF】
曲前に少し振り付けの紹介があった。
「刺し身のレバー」で自身のレバー取り出して、一度目は戻す。二度目は捨てる。
思わず笑ってしまう。なんで捨ててしまうのだろう。
曲中はタオルで巻いた拳を掲げて小刻みに振る。
牛タンを表現しているのだ。
すると、なにか違和感が起きた。
sapotoの表情が曇りだす。haderuの声と音楽があってない…?
曲がずれていることにhidekiも戸惑い次の振り付けをどうしたらいいのか迷い出す。edieeが必死で元に戻そうと次歌うべきところを導く。
すると、なんとも立て直した。
サビに突入し、何もなかったように曲は続く。
ハプニングをはねのけ曲は盛り上がり続けた。
【MC】
haderu「みんな推しのバンドあるだろうけど、うちのバンドは2番手3番手で
いいんで推して下さい!」
さすが日本一腰の低いバンドである。
【5.ASTROMEN】
最後は去年のオトタノと同じ、この曲であった。
edieeによって制作された曲である。
曲中edieeからの言葉があった。
ediee「皆さん楽しかったですか?
オトタノ参加してくれた人たちもありがとうございました!
僕たちはこれをスタートに…」
途中までしか喋れなかった。
笑いと盛り上がりを見せる会場。
haderuが話し出す。
Haderu「みんな、今日はありがとう!!
参加してくれた全てのアーティストの皆さん、協賛の皆さん、
そしてオトタノスタッフの皆さん本当にありがとうございました!」
本当に音楽の力ってすごいと思う一日でした。
来年のオトタノで会おうな!」
『BYE BYE YEAH!』とみんなでお別れの挨拶をしているような歌詞に感動と寂しささえ感じた。
こうして、jealkbの演奏は終わり、メンバーは退場していった。
アンコールでは、所ジョージさんが作って下さったという発注2日で出来た【オトタノテーマソング】と、jealkbの【shell】という曲を、本日の出演者全員で披露し、終わった。
こうして10時間にも及ぶ音楽フェス「オトタノ」は閉幕した。
今年も最後は、観客、出演者、スタッフへの感謝の気持ちを込めて。
年々盛り上がりを見せ、マストのイベントになっているオトタノ。
来年は本当にcoastで果たせるのか?
だが、例えそれが果たされなくても、例えどこで行われていても、
私達はこのイベントに挑み続けようと思う。
どこで行われていてもそれは音を楽しむ最高のフェスであることは間違いないから。
そんなjealkbのライブツアー2018「Mix Up Disco」が
10月12日(金)より始まる。
jealkbのエンターテイメントをこの目に焼き付け、そして体感しに行こう!!
2018.10.12(Fri) @西川口Hearts
10.25(Thu) @心斎橋VARON
10.26(Fri) @大須RAD HALL
11.2 (Fri) @横浜BAYSIS
11.9 (Fri) @福岡INSA
11.23(Fri) @柏PALOOZA
12.4 (Tue) @マイナビBLITZ赤坂
詳細は以下ページより:
2018/9/21深夜新曲ライブレポ
9/21(金)深夜、jealkbによる9/5発売されたミニアルバムに収録されている(ダウンロード曲も含め)新曲ライブが渋谷Star laungeにて開催された。
ライブは3部構成となっており、
1部:ウォーミングアップ(過去の曲ライブ)
2部:新曲振り付けレクチャー
3部:新曲ライブ
上記内容でオールナイトのイベントは行われた。
以下レポートではその内容を細かく書いていく。
24:20会場へ到着すると、すでにエントランス外は多くのjealerで賑わっていた。
金曜日の深夜、渋谷にこれほど多くの人の群れがあることに一般の歩行者たちは戸惑いや興味を表した。
そんな全ての人達に教えてあげたかった。
今からjealkbの最高の夜が始まりますよ、と。
25:05その時は訪れた。
TOKIOの宙船が響き渡る。
そんな中下手の入り口からediee,elsa,sapoto,dunch,hideki,haderuの順で
メンバーは入場した。
一気に胸の高鳴りが始まると演奏がはじまった。その曲は…「哀罪」
1部:セットリスト
- 哀罪
- kills
MC
- Sadistic Maria
- 妄想アメリ
- D.D
- 堕落
MC
【1.哀罪】
初めにこの曲を持ってくるとはとても色っぽい。
皆曲の世界観、haderuの歌声に酔いしれ体を揺らす。
【2.kills】
イントロで一気に湧き立つ会場。徐々に会場がノリだす。
しかしそれでも足りないのだろう。hidekiが「眠いのか?お前ら?」と煽る。
続いてhaderuも「夜通しで遊ぶんだよな!?」
それに応えるjealer。会場が温まり始まる。
【MC】
新曲ライブだと思っていたが、始まりから知っている曲で始まって少し興奮と戸惑いを見せていた我々に本日の構成が説明され、今はウォーミングアップの時間だと教えられる。新曲レクチャー時間はなんと一時間半を予定しているという。
新曲ライブの本番はおよそ3時頃であろう、と。
なんとも長丁場だ、と少し思っている中、
hideki「始発前に帰されても困るでしょう?
ここに座ってスマホ見て始発待つのは嫌でしょう?」
いやはや、その通りだ。笑
続いて新曲FIREBEEFにちなんで物販されたタオルとセットでついてくる笛についての説明がなされた。皆で試しに吹いてみる。
haderu「鈴虫っぽい笑。みんな吹くのうまいね。笛のゾーン30分で終わりそう」
hideki「いや長くね!」
haderu「本当は首から下げてほしいんだよね。でもjealの物販は安さ第一なんでね。
そこまでつけられなかったんで、そこの東急ハンズで買って
首から下げれるようにして」
確かに本日のハコ、Star laungeからハンズは目の前だ。
haderu「初パートですからね。jealerに初めて楽器持たせましたから」
hideki「7人目のメンバーにね」
haderu「いや、あなたその言葉好きよね!」
hidekiが大好きなフレーズ、7人目のメンバーになるべく私達は笛をぶらさげ今後ライブに参戦する。
【3. Sadistic Maria】
会場が勢いよく髪を振り乱す。「愛してると叫んだ」の歌詞で叫ぶjealer。
不気味な笑い声パートをhaderuとhidekiが楽しそうに表現する。
と、思っているとedieeの下から勢いよく煙が。驚きながら煙に包まれるediee。
煙のでるスプレーを片手にふざけまわるhaderu。
会場は大盛り上がりだ。
【4. 妄想アメリ】
特徴的なイントロが流れ出し、湧き上がるjealer。
haderuとhidekiがjealerに声を出させ盛り上がらせる。
より一層ヘドバンも勢いを増す。
【5. D.D.D】
「妄想アメリ」でヘドバンが激しくなっていた最中、この曲でよりヘドバンを煽られる。
この曲はメロディー部分があり、そこで落ち着くと思いきや、全体としてヘドバンをして音に酔いしれる曲である。
ひたすらに首を振るのでなく、音に浸っているが故のヘドバンといった感じで、曲との一体感が生まれる。
【6.堕落】
曲が始まる前にhaderuが後ろを向きelsaに何か相談をしている。
嫌そうな顔をするelsa。一体どんな会話をしたのか?
するとhaderuが後ろ向きのまま反り返るように叫んだ。「堕落—!!」
haderuが好きな曲である。
拳を突き上げるjealer。
サビになれば舞い狂うjealer。
まだまだオールナイトライブは始まったばかりだ。
【MC】
「堕落」直前のelsaの嫌な顔の理由が分かった。
やはり「堕落」は予定していたものでなく、haderuのむちゃぶりだったそうだ。
そんな無茶振りにelsaをはじめ、対応するメンバーが素晴らしい。
「この時代の曲も大切にしていきたい。」と、haderu。
「今からの曲も、これまでの曲も大切にしていきましょう」
新曲ライブとは言えど、もちろん以前の曲も大切にしてもらいたい、楽しんでもらいたい、という思いからの『1部:過去の曲ライブ』であった。
2部:振り付けレクチャー順
- 繋縛人形〈ONNA(仮)〉
- gosh!
- ジガサガ
- フルゴリラ
- PARIPO
- Lalalarunrunrun
- 暴レ神〈祭(仮)〉
- FIREBEEF
- 煽情
- 才僕
【1.繋縛人形】
まずはダウンロード曲。ダウンロード時の仮タイトルは「ONNA」であったこの曲。
「ポイントはヘドバン」と、hideki。
「ライブで髪振り乱して、あ、このために髪伸ばしてたんだーってやつね」
「ちょっとレクチャーするのにメモみたいから…」と、各曲のメモが乗っている譜面台をいわゆるお立ち台にずらす。
台の上にのり、「完全なる指揮者だねー」自分で突っ込むhideki。笑う会場。
指をとことこと手のひらで歩かすような表現をする。
haderu「それは一体?」
hideki「人形です。繋縛人形です」
「で、繋縛人形からのフリーメイソン」
そういって三角形をつくり前にだす。
hideki「フリーメイソンです。」
haderu「あ、私も」
hideki「あ、そっか。メンバーにフリーメイソンが2人いたことに」
ediee「3人いたんですね!」
急なedieeの登場に笑いながら驚くhaderuとhideki。
hideki「え、…誰がですか?」
ediee「あたす、あたす!」
edieeとのやりとりに笑いが起こる会場。
【2.gosh!】
何やら黒い板を取り出すhideki。
設置後、「ここは階段です。」といって板の裏で階段を下るパントマイムのようなことをする。
板から出てくるないなや、下手の端にいるjealerに、
「そこ見えちゃうけど見えてないことにして!!目あったら恥ずかしいから!!」と、hideki。
オープニングの構成はこうだ。
板を使うときのスタンバイ場所はhidekiが下手(ステージ左)、haderuが上手(ステージ右)。hidekiが先に上手に向かって階段を下って行き、次にhaderuが下手に向かい下る。そして、消えた二人は人差し指を立てて舞台下からせり上がってくる。
どこの会場でも出来るせり上がりシステムだと言う。
jealerはサビの『逃げ出そう』で逃げ回る。サビ途中でhaderuとhidekiがこちらを振り返るタイミングで、手を目の前にかざしながら2人の方を見てだるまさんが転んだのようにjealerは一時停止。
試しに曲に合わせて練習をしてみる。
皆サビでイキイキと走り回る。
haderu「みんな逃げるのうまいよー」
フリの中では、ステップで『チャールストン』というステップを取り入れている。
そのときに脇を締める動きを入れていることに対して、
haderu「グングン!ね!」
hideki「グングンって言ってるんだ。私パフパフ派」
そこで決定はなかったため、皆は各々のグングンなのかパフパフをやることとなる。
hideki「あ、あと、せり上がる時、立てた人差し指から登場するようにして。顔横じゃなんだか分からないから」
ediee「イっちゃってる!」
hideki「そう。イッちゃてっる!になっちゃう。ナダルになっちゃうんで」
笑いが止まらない。
haderu「ちなみに、階段の時、僕最初待ってるんですけど、どういう顔してればいいんですか?」
hideki「僕が奥まで入っていった顔でお願いします」
haderuがhidekiが奥まで下っていった顔をやってみる。そのオーバーすぎるもリアルなリアクションに会場中が笑う。
ライブでこの構成が当たり前になって行くのかと思うと、とても面白いことである。
【3.ジガサガ】
hideki「肩組んでほしいんだよね。それで出来ればフロアで全体が円になってほしい」
jealer「えーーーーーーーーー」
haderu「無理なんだ。ダイレクトに生の声が聞こえますね」
ediee「へーこの人撫で肩なんだーとかね」
hideki「骨ばってんなーとかでき物があるんだーとかねぇ」
と、肩の話で盛り上がっている中haderuが
「あれ、どうしたんですか?何してるんですか?」とdunchにふる。
dunch「ちょっと、終電逃しちゃって」
笑いが起きる。
もう肩の話もどっかへ行ってしまう。
hideki「分かった、そしたら一回そっちの自由にやってみて」
haderu「課題残して進んでだいじょうぶですか?」
hideki「はい。自由に解き放ちます」
「ってかドラムさっきちがくなかった?五連のやつ」
elsa「こっちの方がかっこよくない?」
haderu「じゃぁCD通りがいいのか、パワー系の方がいいのか
手上げてもらいましょう。CDがいい人!…。パワー系がいい人!…」
「投票率25%!現代の若者!」
本当に日本を象徴してるかのごとくの投票率であった。笑
haderu「じゃぁ拍手で。A:CD通りがいい人!…B:パワー系がいい人!」
拍手だと先程より投票率もあがり、Bのパワー系が人気が高かった。
haderu「ではパワー系で行きます!民主主義国家なんで、jealkbは!」
【4.フルゴリラ】
「スコスコドスコ」の振り付けでhidekiが不穏な動きをする。(※深夜ノリのため表現略)
hideki「もうこうしてもいいでしょう。」
haderu「いや、それじゃ、ズコズコバッコンだから!深夜イベントですねー」
「…いや、一番喜んでんじゃねーよじじぃ!!」
そういって楽しそうに笑っているdunchをいじるhaderu。
試しにやってみよう、と演奏が始まる。
終わると、elsa「フルやってんじゃねーよ」
haderu「のっちゃってやっちゃったね」
うずくまるelsa。
elsa様頑張ってー!!
【5.PARIPO】
『PARIPO』に移った瞬間、
sapoto「ちょっとトイレ。…モンスター飲みすぎちゃった」
sapotoのトイレターイム。
haderu「フルゴリラどんな気持ちでひいてたんだよ」
この曲は最期の『パッチュラ顔』が大切だと言う。
edieeから、dunch、sapoto、elsaの順番でやらされる。
なぜかしゃくれるelsa。
じゃぁみんなやってみて!とjealerもやってみる。
hideki「いいね。やっぱり住んでる地域によってちがうね。」
haderu「真顔の人とかね」
hideki「真顔は東北じゃないかなー」
hideki「あと、矢印作って出したり引いたりするところは皮がむけた的なね」
(※深夜ノリのため深掘り略)
【6.lalalarunrun】
edieeボーカルの曲のためhaderuとhidekiの二人で振り付け先導。
口をぽんぽんと清水アキラをイメージして叩くとのこと。
練習はノリと勢いで一発オーケー。
【7.暴レ神】
タオルと共にセット物販された笛の登場だ。
試しに曲に合わせて皆で笛を吹いてみる。
しかしあまり聞こえないことが発覚。
それならば曲前に笛を吹こうということになる。
haderu「笛吹いたらやるって曲にしましょう。
曲間にMCもやらないし、なんか変な間あるなーって思ったら察して!」
hidekiが曲の途中で神輿を装着。…が、準備に結構な時間がかかる。
結局神輿から小さな体の人形をはずしてそれのみの装着。
それでジュアルポーズ。これは生で見てほしい。とても可愛い。
【8.FIREBEEF】
特徴はサビでedieeデザインのタオルを掲げて手を小刻みに振ること。
そして『刺し身のレバー』で自分の肝臓らへんを取り出して、一回目は戻す。
二回目は取り出して、捨てる。
hideki「『あみちぇん!!』は『網チェンジ』ね」
haderu「焼肉屋さんとかで勢いよく『あみちぇん!』やってみて下さい」
【9.煽情】
思いのままにノル。
【10.才僕】
haderu「レクチャー必要?」
jealer「大丈夫—!!」
haderu「じゃぁ一回やろっか」
曲後…
hideki「完璧だね」
後半になるにつれ、時間の問題か、疲れか、
あまり1曲1曲に詳しく時間を費やさなくなったが、
ひとまず、振り付けレクチャーはこれにて終了した。
時刻は2:50。
ここで一旦休憩。
新曲ライブ本番までの待ち時間だ。
3:10
宙船が流れはじめる。
新曲の衣装に着替えたメンバーは下手の入り口からいつも通りediee,elsa,sapoto,dunch,hideki,haderuの順番で入場した。
さっきまで一緒に居たとは思えない、ライブが始まるという緊張感が再び訪れていた。
3部:セットリスト
- ジガサガ
- フルゴリラ
MC①
- gosh!
- 繋縛人形
- lalalarunrun
MC②
- 才僕
- PARIPO
MC③
- 暴レ神
- FIREBEEF
- 煽情
〈以下、アンコール〉
・回遊魚
・虚無感狂想曲
・歪ミイズム
※Tarto Tatin
・PARIPO
【1.ジガサガ】
一度休憩を挟んだときにドッと訪れていた疲れが一気に吹き飛ぶ。
jealkbの新曲ライブの始まりだ。
会場中がノリにのる。
sapotoの作る曲で特徴的でもある、haderuの伸びの良い声を引き出すサビがかます。
途中、sapoto vs edieeのギター対決…と思いきやedieeは口でギター音を出す。
CDでは気づかなかったが、CDでもそうだったのか?笑
【2.フルゴリラ】
スコスコドスコはズコズコバッコンにはならず、スマートな振り付けのままに。
卍マークのフリをやるjealerに少し笑ってしまう。
フリが多く、踊ることを楽しめる曲となっている。
【MC①】
haderu「お前ら、会いたかったか?」
jealer「会いたかった!!」
haderu「会いたかったか!?」
jealer「会いたかった!!」
haderu「バカ、俺達のが会いたかったよ。」
jealer「きゃー!!!!」
さっきまでの時間がなかったように初めて現れたふうに話し続けるhaderu様。
しかし途中から自分で笑ってしまう。
そんな中、hidekiはもくもくと後ろで黒い板の準備をしている。
次の曲がなんなのか、もう皆すでにわかっている。
【3.gosh!】
階段からのせり上がり、と、オープニングの構成は完璧。
曲中はクラップをしたり、サビの『逃げ出そう』をきっかけに逃げ回るjealer。
フロアはごった返しているが、その光景はなんともjealkbのライブらしい。
長い時間出し続けたhaderuの声に異変が。途中からedieeに歌わすという一幕もあった。
『超絶魂』の歌詞の部分は『ウルトラソウル』のノリでみんなで『ワォ!』
【4.繋縛人形】
haderuが声をはるシーンが多く、のどが開いておりとても気持ちの良い曲である。
振り付けの、人形を歩かせている時は一体なんの時間だ?と思わせるが、これもNSGSのようになっていくのだろうか。
【5.lalalarunrun】
haderuとhidekiという振り付け先導が2人になることでなのか、一度しか練習していないのにも関わらずとても会場との一体感がある曲となっている。
曲中edieeのMCが入る。
皆、会場中がひれ伏ししゃがみ込む。
その光景に戸惑って何も言えないediee。そして歌う。
edieeらしい世界観と遊び心のある1曲であった。
【MC②】
hideki「みんなひれ伏したらなんもしゃべれなくなってたじゃん」
ediee「なんか緊張しちゃって。殿になった気分でした」
haderu「殿?尊師じゃなくて?」
ediee「あぁ尊師、尊師で」
haderu「尊師はありがたい言葉をくれるからね。何かありますか?」
ediee「え、…みんな、ぜったいに、お肌はきれいなんだよ」
haderu「ありがとうございます」
hideki「お礼言うんですね!?」
haderu「ありがたいお言葉ですから」
【6.才僕】
有名番組のエンディングでも使用されているこの曲。
jealerは皆聞き慣れている上に振り付けもやり慣れている。
体に染み付いた踊りで、楽しそうにノリ狂う。
【7.PARIPO】
今後のライブシーンを盛り上げてくれるであろう1曲。
『目線まで』と目線を向けられたら矢印を小刻みに動かすシーンがあったり、なぜか矢印がむけるシーンがある。(※後者の表現深読み厳禁)
この曲の一番の楽しみ所であるパッチュラ顔だが、
実はhaderuの楽しそうなパッチュラ顔が一番最高なのだ。
【MC②】
haderu「hidekiがいつも言ってるけど、これでみんなも7人目のメンバーだよ」
…
続きを話すでもなく、へんな間があく。
これは!…合図である!あの合図だ!
【8.暴レ神】
笛を吹き始めるjealer。笛の一体感がましたところで曲は始まった。
そう、この曲の合図は笛である。
小さな人形の体を装着したhidekiが踊る。
仮タイトルでもあった祭感のある高揚する一曲である。
【9.FIREBEEF】
網チェンジこと『あみチェン!』が決まるととても気持ちがいい。
みんなでレバーを出して戻しては出して放り投げて。
タオルは牛タンを表現して小刻みに振る。
フェス感のある曲である。
【10.煽情】
ミニアルバムの中で実は筆者が一番好きな曲である。
jealkbらしいノリのように思える。
サビに言った時のスッキリ感と、『フッフッ』『トゥットゥッ』など声に出して歌いたくなる仕上がりだ。
jealkbらしいノリと前述したとおり、jealerが気持ちよく自由にノれる一曲ではないかと思える。
こうして、一通り3部構成のライブが完成された。
過去曲の1部から始まり、最後は新曲で締めくくられた。
haderu「新曲も古い曲も、みんなで可愛がって下さい!」
そう言って彼らはステージからはけて行った。
〈以下、アンコール曲〉
笛の音が会場を響き渡った。すると、徐々に広がる笛の音。笛の音で『JKB』コールである。
すると、メンバーがステージに再登場。
haderu「秋の音のようでいいね笑」
「今日は新曲をもう1曲用意してきました。
レクチャーなんていらねーよな!だって?私達は?出来る子だもん!
聞いて下さい。『回遊魚』」
聞いたことのないタイトルに戸惑う私達。
するとその曲は流れた。
『回遊魚』改め、
【Reverse Bonito】
湧き立つ会場。
皆全力でカツオを戻す戻す。
勢い余って深夜で弱っているhaderuの頭を直撃で帽子を飛ばす。
笑うhaderu。返却率100%のいい子たちである。
曲が終わるとedieeがギターの音がさっきから出ないと言う。
「でも問題なかったね」と、haderu。
ediee「おい!」
だが実はedieeが足元で踏んでいなかっただけとの、ケアレスミスが発覚。
流れは変わってなぜかelsaのものまねの時間に。
クレヨンしんちゃんをまずやる。なんともリアクションしにくい。
haderu「じゃぁちびまるこちゃん!」
elsa「あたしゃもう限界だよ」
ちびまる子ちゃんっぽさとelsaの本音がまっちしすぎて周囲は爆笑。
そのご
その後も美川憲一、五木ひろし、と、意外とハマるものまねがたまに出てくる。
haderu「これ次のFC旅行あるねー」
ファンクラブ旅行に乞うご期待である。
エリック・クラプトンの話になる。すると会場から『Tears In Heaven!』と声が上がる。
sapotoの演奏が始まる。印象的なイントロである。
歌声が始まる、その時。
ediee「〇✕〇✕〜〜」
haderu「お前が歌うんかい!!!!」
hideki「今なんて言ってた?『うちのやつ〜』とか言ってなかった?」
これはさすがに腹を抱えた。
(正しくはWould you know my name. である)
【虚無感狂想曲】
「搾りたいんだよなー」というhaderuの言葉から始まった。
hideki「NSGSね」
そうこの曲だあった。
NSGS(生搾りグレープフルーツサワー)のフリを代表としているが、拳を突き上げたり踊狂うようにフロアを回りに回るこの曲。
後半、haderuがもったいぶる。その言葉をなかなか言わないことに高鳴る鼓動。ためてためて、そして、その言葉は発せられた。『are you ready?』
『Let‘s go!』jealerが叫ぶ。
まだまだjealerは騒ぎ続ける。
【歪ミイズム】
裏取りのリズムで静かにのるメロディーから、サビは思いっきりフロアを騒ぎ回る。haderuはオープニングで使用した煙の出るスプレーを取り出し暴れまくる。
そして皆で叫ぶ。『あなたのせいで歪ミイズム』!!
【※タルトタタン】
sapotoが引き出したあのイントロ。
とんでもなく盛り上がる会場。『タルトタタン』である。
イントロを越えて、歌いだしたhaderu。どこまで!?とうとう最後まで歌ってくれるのか!?と期待するjealer。
するとなんだかさぐりさぐりの顔をしだすhaderu。どこで終わるべきか皆の中で決まっていないのか?どうなる?どうなる?…と思っていると、グダグダに終わった。
『えーーーーーーーーーーーーー!』とjealer。
sapotoのアドリブでの急なタルトタタンだったため、皆どこで終わるべきかあわかっていなかったそうだ。
ediee「作った本人がコード忘れちゃったからね」
笑いに包まれる会場。
【PARIPO】
最後は新曲の中からもう一度やりたいというこの曲に決まった。
2度目となるとみんなより一層皆完璧にフリをこなす。
haderuは、「みんなのパッキュラ顔がいいんだよなー」
というのだが、上でも述べた通り、
haderu様、あなたのパッキュラ顔が一番最高です。
こうしてライブは終わった。
興奮の空気が残るステージからメンバーがはけていく。
声をからしながらも歌い続けるhaderuや手の疲れを抱えながら叩き続けるelsa。
その他のメンバーもそれはそれは大変だった時間であろう。
しかし彼らはjealerを楽しませるためにオールナイトという時間声を出し続け、楽器を引き続け、踊り続けてくれた。
こちら側も疲れていないといえば嘘になる。
しかし、会場を出た後の開放感は、疲れというよりも達成感からくるものであった。
これでjealの7人目のメンバーになれたかな?と少し自分でも思わせてくれるものだった。
このイベントに参加できたjealerは他のみんなに少し誇れるイベントになったと思える。
それは新曲振り付けを誰よりも早く習得できたからだけでなく、jealkbと夜通し楽しみぬいたという経験においてである。
その場に参加できた筆者自身とても貴重な経験となった。
新曲でも過去の曲でも最高に盛り上がって楽しめるjealkbのライブ。
haderuの言う通り、新旧どちらの歌も大切にして行きたいものである。
いつの時代のjealkbもとても魅力的である。
自分なりの好きな時代を心に抱えながら、新しい曲も受け入れてたのしんでいこう。
私たちjealerの楽しみ方はこうである。
これまでがあるから今がある。
そしてこれからもjealkbは進化し続ける。いつまでも見届けよう。
〈next event〉
9/24(月)オトタノ
jeakb主催のビックアーティストも多く出演する平成最後の夏を締めくくる大型フェス、オトタノ2018。
次はそちらでお会いしましょう。
11/22発売シングル「R-P-S」
2017年11月22日に発売されるシングル、「R-P-S」。
「R-P-S」は一体何を表現しているのか。
この時点で分かる人も中には居るであろうが、大半は疑問に思うのではないだろうか。
まずこの「R-P-S」が何の略なのか、それは曲の序盤で分かる。
Rock、Paper、Scissors…シザー?ハサミ?
初め、一体なんのことだと思った筆者であったが、そのうちに答えは出て来る。
歌詞にある「一番強い奴は?」「何をだすか?」「ガチバトル」。
なるほど、Rock=(岩)石、Paper=紙、Scissors=はさみ …じゃんけんだ!と。
つまり今回の曲のテーマはずばり、じゃんけん。
Rock、Paper、Scissorsという、英語の表現で、じゃんけんを勝ち抜くことをうたう歌詞となっている。
歌詞について、作詞を手掛けたhaderuに話を伺わせて頂いた。
Q.なぜ今回じゃんけんをテーマに曲をつくったのですか?
じゃんけんという三つ巴の一番公平な戦いを考えた人がすごい。各国にじゃんけんはあり、3つでバランスが取れている。
平等の中でNo.1を決める面白さ、種目の楽しさはあると思う。それをアトラクションとして楽しんでほしい。
Q.好きなフリ付けはありますか?
サビの、皆で揃える振り付けは楽しい。チョキで皆で飛びはねる所は一体感があってやっぱり気持ちが良い。
Q.1年ぶりのシングルですが?
そういった時の刻みはあまり気にしていない。例えば10周年とかも気にしたりしない。
それよりも1回1回のライブに来てもらった方が嬉しいし、その時その時、CD出た時、ライブがあった時、のような時の捉え方のほうが大切。
Q.この曲が今後ライブでどのような位置づけになってほしいですか?
じゃんけんで毎回トップを決めるというイベントとしてレギュラー化していきたい曲。
jealkbの楽曲の目的が、ライブで振り付けを揃え、音楽を通してその空間を楽しむということだから、今後この曲もそうやってライブで実際に参加して楽しめるものにしていきたい。
そんな風にして他のバンドにはないエンターテイメント性を出して行きたい。
そしてそれはどの曲にも言えること。
CDを家などで音楽として楽しむのはもちろんだけど、聴いたのだったらライブで感じた方が楽しいという楽曲しか作りたくなぁと思っている。
私たちにとってCDはライブの予習であったり、ライブを鮮明に思い出すための手段のものなのかもしれない。haderu、そしてjealkbは何よりもライブでのファンとの一体感を大切にしているのだ。
そして、今回も何といっても注目すべきは曲のフリ付けである。
R-P-Sで手を使った表現から、体全体を使う表現まで。
また、サビには会場中左右に動いたり、一斉に飛び跳ねたり、
いち早く覚えて参戦したい欲が高まる、ワクワクの振り付けだ。
そこで振り付け先導、アジテーターのhidekiにも話を伺わせてもらった。
Q.振り付けはhidekiさんご自身でなさるんですか?
基本全て僕がつくってる。
Q.一番お気に入りのフリは?
サビの部分かな。昔の暴走族の単車の後ろに乗ってる奴のように調子にのってもらいたいよねw
とにかく調子にのってはしゃいでもらいたい!
Q.私個人としては、最初のRock! Paper! Scissors! のフリが好きなのですが、いかがですか?
顔の近くでグー、パー、チョキを作るってことに拘った
Q.この曲が今後ライブでどのような位置づけになってほしいですか?
間奏でジャンケンが一番強いヤツを決めるから、真剣かつ馬鹿騒ぎできる、みんなが楽しめる曲にしたい。
俺の役目は兎に角みんなが楽しめる空間を作る事で、それしか考えてないかな。
ただ、どんな曲にもその曲の「力」ってモノがあるから、俺がやってることはそこにプラスαで
2倍にも3倍にもその曲が化けるように心掛けてます!
ライブに来てくれるjealer(「ジュアラー」=jealkbのファン)たちをいかに楽しませるかを考えているhidekiの姿をみることができた。
jealkbは毎回、そして今回の曲でも、いかにライブで観客を楽しませるかを想いながら楽曲を制作している。
さぁそれならば、「R-P-S」を聞き、次のライブへ私たちも挑もうではないか。
公正公平な戦い、じゃんけんで勝ち抜くために、真剣バトルをしようではないか。
そして、ライブが終わった後でもこの曲を聴けば、ライブでの真剣バトルの楽しさが蘇ってくる。
ライブ中がいつよりも楽しめて、そのための予習復習をCDで。
それがjealkbの楽曲作りの根本のようだ。
そんな彼らのワンマンライブ“TARGET”2017が
12月22日(金)にZEPP DiverCity にて行われる。
CDで予習をし、皆でライブに挑む絶好のチャンスがもう目の前に!!
jealkbのエンターテイメントをこの目に焼き付け、そして体感しに行こう!!
2017.12.22(Fri) @ZEPP DiverCity
jealkb“TARGET”2017 ワンマンライブ開催
open 18:00 / start 19:00
2017.11.22(Wed)「R-P-S」発売
MV公開中
0918 jealkb presents「オトタノ」レポ
9/18(月)、「音を楽しむ」をテーマにした音楽フェス【オトタノ】が新宿ReNYで開催された。
同イベントはjealkb presentsと題し、jealkbの他にもアーティストやお笑い芸人、計30組もの出演者によって行われた。
12:30のjealkb公開リハーサルと同時に開演され、閉演となった22時頃までイベントはノンストップで走り続けた。
21時、誰もが待ちに待っていた時間が来た。
jealkbの登場。イベントの大トリとなるライブだ。
登場と共に今までよりも一層湧き上がる会場。
そんな中で始まった1曲目は【OKK-17】。
先程まで静かにしていた観客も頭をふり始める。
続いて【FIREBIRD】皆がタオルを手に振り回す。
hareruが観客にタオルを投げる。興奮して奪い合う観客。最終的にはじゃんけんで、とある男性が勝ち取った。
3曲目は【天誅☆あるわけないストーリー】。
事前にhaderuとhidekiによって振りを教わった観客は皆でサビの振り付けを楽しむ。
4曲目【Packya Ma Lad】。いつものように皆が共に踊らなければ音も止まる。
撮影をしているカメラマンさえ踊らないと怒られてしまう。
hideki先導のもと、会場中が踊る。一体感が生まれる会場。
5曲目として、皆が待ちに待っていたあの曲が流れ始める。
乗り出すメンバー。会場中も盛り上がる。歌いだそうとするhaderu。
と、思ったところで、前奏のみで終わってしまうこの曲。
「えー!」と会場中から声が上がる。
そう、ここまでが一連の流れとなっている、もはや恒例行事、
【Tarte Tatin】の時間だ。
しかし、歌われることなく毎回前奏で終わる。いつか、これがAメロまで、いやサビまで、
いや、最後まで歌われ披露される日は来るのだろうか。
とりあえず、フジロックでいつかこの前奏だけのくだりが行われることは決定している。
6曲目【Reverse Bonito】。日本語訳【戻り鰹】と題されたこの曲では、鰹の人形がメンバーによって観客へと投げ込まれ、それを観客がステージの方へと投げ返す。
そしてこの日は稚魚ならぬものが混ぜられていた。それをとった人は戻すのではなく、稚魚を持ち帰りそれを育て、12月のワンマンライブにて戻し鰹をするとのこと。
人形である稚魚はもちろん育たず、大きな鰹を別で裁縫し、もって来なくてはいけないということなのだが、稚魚をゲットしたのは男性。
さぁどんな風に成長した鰹が戻ってくるのか、12月が楽しみである。
7曲目は【堕落】会場中が文字通り、周り狂うこの曲。初めて見た人は驚くだろうが、回っている当人たちはどんなに人とぶつかろうとも楽しそうである。
8曲目【Fight for a renovation】最高に盛り上がる応援ソング。「志」という歌詞で手を高く掲げるhaderuに興奮する観客。
楽しい時間というものはあっという間に終わりを迎えるもので、
次で最後の曲となった。
このイベント「オトタノ」での最後の曲となる。
メンバーの掛け声でその日の出演者たちがステージの上に大集合した。
皆何を歌うのかも、振り付けも分からないであろうが、アジテーター(振り付け先導)のhidekiが居れば大丈夫だ。
さぁそんな中最後の曲となったのは【ASTROMEN】
edieeによって作られた曲である。
「Tarto Tatinは残念だけど、最後にASTROMENよかったねー!!」と心の中で思う筆者。
観客、そしてステージの出演者たちが、hideki先導のもと踊り、盛り上がるエンディングとなった。
そして最後にhaderuによる、集まってくれた観客、出演してくれた出演者たち、ここまで支え働いてくれたスタッフへの感謝の気持ちで、9時間以上に渡るイベント「オトタノ」の幕は閉じた。
心に残る感謝の気持ち、「皆ありがとう」という言葉で。
大盛況のもと終焉を迎えた第一回「オトタノ」。
来年も絶対に開催するとjealkbは約束した。
開催するハコも大きくなり、いつの日か夏のビッグイベントとなるその日が楽しみである。
0722【IDENTITY】2DAYS東京公演最終日レポ
7月22日東京は渋谷 WWW X。
18:45開場から賑わいを見せるフロア。観客は女性が多いものの男性もちらほら見受けられ、年齢層は様々であった。
ちなみに今回は19日にリリースされたアルバム【IDENTITY】発売記念も兼ねた、
全国ツアーでの2DAYS東京公演の最終日。発売から3日しか経っていない中で皆はアルバムを聴き込んで来ているのだろうか。ちなみに筆者はだいぶ聴き込んで参戦している。
そんなこんなで、開演時間が迫ってきた。
皆今か今かとメンバーの登場を待つ。
まずはelsaの登場。続いてediee、dunch、sapoto。
【&alive】をバックにしたelsaのマイクパフォーマンスで盛り上がる会場の中にhaderuとhidekiの登場。
より一層盛り上がる会場。
さぁ、jealkb Act2、彼らが再始動して初の全国ツアー最終日の始まりだ。
1.try and error
2.Liberty
3.FIRE BIRD
4.OKK-17
MC①
5.虚無感狂想曲
6.嘆きのエンドレス
7.歪ミイズム
MC②
8.by your side
9.IDENTITY
10.System
11.A ray of hope
※Tarte Tatin
MC③
12.Ranker Killer
14.Packya Ma Lad
15.ASTROMEN
MC④
16.Reverse Bonito
17.Fight for a renovation
18.Sadistic Maria
19.堕落
MC⑤
20.Water Color
〈以下アンコール〉
・super special summer
※Tarte Tatin
・閉塞
・Shell
【1.try and error】
ニューアルバムの収録曲。Agitatorのhideki先導のもと、フリを完璧にこなすファン達。この一体感こそjealkbのライブの醍醐味である。
途中haderuが用意した空気入れでhidekiに空気注入というパフォーマンス。
破裂と同時に飛び上がるファンたち。
hidekiが観客たちを円で会場回るように促す。回る観客。
それを「はい戻って!」と今度は促すhaderu。
一体感なのか、メンバーに遊ばれているのか分からない部分もある。
haderuが歌に戻る。その時幕外に空気入れを投げていれたhaderuのかっこよさを筆者は見逃さなかった(笑)
一曲目からjealer(ジュアラー)の一体感を見せられた曲となった。
【2. Liberty】
特徴的なフリから始まるこの曲。フリをこなすjealerたち。
そして頭ふりも激しくなってきた。
お!と声をあげるところでは、男性の声も目立つ。女性に対して人数は少ないとは言え、白熱しているようだ。
するとhidekiが観客の中に飛び込んだ。肩車をされて会場中を回るhideki。
興奮するjealer。
続いてhaderuも観客の中に飛び込んだ。そして会場中を回る。より一層興奮するjealer。
なんとファンとの距離縮めてくるバンドなのだろうか。
【3. FIRE BIRD】
始まった瞬間会場中がタオルを回す。そしてシャウト。
この曲は1曲の中にさまざまなムードを含んだ曲。
ガンガンに歌っていたかと思うと、手を左右に振りゆるやかにノる。
次にはタオルを広げて掲げ、沖縄のような雰囲気を彷彿とさせるテンポ。
1曲で変化が濃厚に伝わってくるさまざまな要素の入った曲だ。
それを楽しむjealerが目に見えてわかった。
【4.OKK-17】
振り付けが一層盛り上がる一曲。筆者が個人的に好きな曲の1つである。
皆楽しそうにOKK-17と高らかに手を挙げる。
dunchとsapotが見せ場でセンターに寄ってくる。
初めから最後まで盛り上がりぬく、そんな一曲である。
【MC①】
haderuの「会いたかった?」の呼びかけに「会いたかった!」と叫ぶjealer。
「声小せぇよ!会いたかった!?」「会いたかった!!」より一層叫ぶjealer。
すると「バカ、俺達のが会いたかったよ。」
定番のやり取りだが、haderu様—!!と思わず叫びたくなる。
そんな中で「諸事情でIDENTITYを聴けてない人?」と呼びかけると
正直に結構な人が手をあげる。「いや、そこ正直に答えるなよ!」
とのやりとり。
また、ツアー中にわかったという、ニューアルバムに入っている【ASTROMEN】の振り付けで何故か右に向く時だけhidekiがしゃくれるというエピソード。
それ以来ASTROMENを歌う時はhidekiの方を見れないというhaderu。
今日のラインナップの中にASTROMENはなさそうだというhaderuだが、
さぁ本当に今日はASTROMENは聴けないのだろうか。hidekiのしゃくれは見れないのだろうか。
そんなこんなで次の曲への掛け声。最後に、
「嫌なもん全部おいてこうな!!!」はーいっっ!!!!と叫びたくなる一言だった。
【5.虚無感狂想曲】
「全てを忘れて唯唯踊りたいよ」この曲のこの歌詞の部分が先程のhaderuの一言ととてもリンクしていた。
それを分かってか踊り狂うjealerたち。
すると曲の途中で皆にしゃがませるhaderu。
「合図したら飛び跳ねて上のバーにだれかつかまってみて!昨日は居ませんでした」
という無理難題。
それに答えようと一人の男性が後ろまで下がってきて、足をかけるところを探しだし、超ジャンプに挑戦。
失敗。
今日も成功者は居ないまま歌は続く。唯唯皆、踊り狂う。
【6.嘆きのエンドレス】
長年愛されてるこの曲。皆盛り上がる。
拳を掲げるjealer。
会場のサイドでうまく乗り切れていない観客をメンバーは見逃さない。
haderu、hidekiが拳を掲げるように促す。
そう、皆で作りあげるのがこのjealkbのライブなのである。
【7.歪ミイズム】
他の曲と違いjazzy要素のあるこの曲。
「あなたのせいで歪ミイズム」の歌詞の部分での照明が世界観に引き込ませる演出で最高だった。
曲中に上手側のお客さんに目を合わせに行き、くいくいっと指を動かすhaderu。
筆者も経験があるが、本当に一人ひとりにしっかり目で訴えかけて盛り上がるよう促してくれる。そんなことされてしまったらストッパーが外れて、次の瞬間一緒に頭を振る自分が生まれる。その時の嬉しさと、楽しさと言えば言葉にできないものである。
【MC②】
MCに入る度にjealerのメンバーの名前の呼びかけがすごい。
メンバーが話し出すと奇声が上がった。「きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!」
haderu「なげーな」hideki「穴でもあったのかな?」
ここでhaderuが真剣に話しはじめた。
「今まではスタッフに強く色々行ってきた10年だった。どうしてもっとこうできないのか?など。しかし今回のツアーで、スタッフがいないとここまでこれなかったと、強くスタッフに感謝したツアーとなった。」そう話すhaderuは途中涙を堪える素振りを見せた。
「もちろんスタッフだけでなく、ここに居るみんなが居ないとここまでこれなかった。」
そしてこういった。「一緒に夢を追って欲しい」と。
【8.by your side】
そんな支えてくれている全ての人のために作ったというこの曲。
だれもが聴き入った。
そして誰もが思ったであろう。
このバンドのファンで良かった。そしてこれからも共に夢を追おう。
出会えたことに感謝すべきはこちらである、とさえ。
【9.IDENTITY】
ニューアルバムのタイトルにもなっているこの曲。
美しい繊細なhaderuの声から始まり、感情的な表現へと変化する一曲である。
我々の存在証明をうたっているこの曲は、ノリながらも歌詞が心に沁みるものとなっている。
【10.System】
会場を左右で半分に分けて、順番に攻め合うというオープニングの遊びがあるこの曲。皆楽しそうに左右へと動いていく。
こんな演出も本当に一体感がないとできないことだ。
それにつられてか、hidekiもその後に間違える。
かっこいい曲が少し微笑ましい歌になった。
【11.A ray of hope】
こちらも筆者お気に入りの曲の1つである。
はじめにsapoto登場で会場をわかす。
jealer皆飛び跳ねる。
サビ以外は頭を振りまくりの中で、サビに入った瞬間視界が開けたようになる曲調。
「希望になった」と印象的な表現の歌詞があるこの曲、
会場にいるjealerは皆思うだろう。希望を与えてくれるのはあなたたちです、と。
【※Tarte Tatin】
一気に盛り上がる会場!
始まる!始まる!と思ったら、前奏でキレイに終わる。「えーーーーー!!」
ライブでedieeがタルトタタンをやりたいという。他メンバーは言う。「え、別に?」
ライブの度にedieeはタルトタタンをやりたいという。しかし他メンバーは言う。「え、別に?」毎回沢尻エリカ状態だという。
そのため、今回は前奏だけお届けしたそうな。メンバーはこれをもはや一つのくだりにしようとしている。
曲をやるのかと思わせて盛り上がって、終わってしまった時に、悲しむ役・励ます役で演技をする。悲しむ役は簡単だから3回やったら昇格して励ます役にと。
そんな中でhidekiが「励ます」と「慰める」が混ざったのか「はぐさめる」と言ってしまう。それを「はるさめ?」と聞き返すhaderu。
その結果、悲しむ役を3回やったら春雨に昇格ということになってしまった。
試しにもう一度タルトタタンのくだりをやることに。
すると思ったよりはるさめが多い。
なんだこの会場、とメンバー。
「春雨は別の場所でやった時に他のアーティストに説明しづらいから今日だけだ。よし春雨は今日出しきれ!もう一度!」とhaderu。
また流れるタルトタタン。終わる。すると、「はるさめーーーーー」
一体全体よくわからないことになった。
「なんだこれ。そんな中に生春巻きがいたぞー!早速アレンジすなー!」
haderuがつっこむ。
今後タルトタタンが流れた時にはるさめも生春巻きも居ないことを願おう。
【MC③】
メンバー紹介。
ギターのsapotoが今回のツアーから参加だと言うhidekiの発言から食い違いが始まった。
いや、reboot前から居たし。
あれ?そうだっけ?
そんな中でjealに参加したきっかけを話そうとしたsapotoが「haderuさんに」
というとその言い方がギャルの言う「彼氏さん」のイントネーションと同じで
「お前haderuさん(変なイントネーション)って言ってんの!?」と腰を抜かすhaderu。しかしその腰の抜け方がのろい。
またそのくだりにもってこうとするがなぜか「haderuさん」というワードを出さないsapoto。「いや出せよ!腰抜かせさせろよ!」と突っ込まれる。
そうしてまた「haderuさん(変なイントネーション)」と言わすと腰をのろく抜かすhaderu。「だから腰の抜かし方が鈍いんだよなー」とhideki。
sapotoの入ったタイミングについてはhidekiがやらかしたと言われ、強がって
「メンバーって今までは認めてなかったってことかな」というhideki。
それに対して悟ったようにギターを置いてステージから立ち去るsapoto。
待てよ!と追いかけるhideki。はける2人。
「なんかこのくだりchaosが辞めた時も見たんだよなー」とhaderu。
hidekiの声で「ではVTRどうぞ」。haderu「いや用意してねーんだわ!」
あ、用意してなかった?とステージ裏から戻ってくるhidekiとsapoto。
最後に仲良くハグで終わろうというhaderuの提案に大きく手を広げて待つsapoto。
なぜか自分が悪いはずなのに仕方なさそうに近づいて行くhidekiそしてハグ、と思いきやhidekiの手にひっかかってsapotoのギターが「ビヨ〜ン」と音をならす。
笑いが起きる会場。さすがである。
そしてベースのdunch。何故かツッコミをベースでするという技。
ドラムのelsa。たまに吉田羊に似ているときがあるが今日は大丈夫だねと言われた矢先、今日は三上博史だと言われて爆笑。
リードギターのediee。edieeは心に話しかけてくるから耳をかすなとhaderuとhideki。
話した内容は控えておこう。
【12.Ranker Killer】
ドラムのelsaによる作詞作曲をされた一曲。
日本という受け身の世の中を叩いている歌詞となっている。
そんな中、途中で美しいメロディーでhaderuの声が広がる部分があるのもこの曲の特徴である。
新しいフリ付けにも関わらずhidekiの先導についていくjealerたち。
こちらも筆者のお気に入りの一曲。
何よりライブでの振り付けが楽しい曲である。jealer皆踊るだけでなく手裏剣を投げに会場を左右へと動き回る。
振り付けの中で好きなのは「天誅☆あるわけないストーリー」で「story」を筆記体で書き、最後に皆同じタイミングで[t]の横棒を書く時だ。
一度ライブで体現してもらいたい。うまくいった時の気持ちよさが最高である。
【14.Packya Ma Lad】
「hidekiについてこいよー!」とhaderu。この曲は皆で4方向に回るフリ。
しかし今回はhidekiの動きが違った。戸惑いつついつも通りの動きをするjealerたち。
途中でhaderuが曲をとめる。
「マンネリ化したなー!jealer—!hidekiについてこいって言っただろー!」
そう、いつもと違う動きをhideki先導の下ついて行くのだ。
再度曲が始まり、hidekiの動きに合わせ動くjealer。
やはりすごい一体感である。最後まで盛り上がる曲となった。
【15.ASTROMEN】
edieeによる、作詞作曲。そう今日歌わないと言っていたASTROMENだ。
hidekiが途中しゃくれてしまうというASTROMENだ。
皆既にフリが入っているのか?それともhidekiについていってるのか?
これもまたすごい一体感であった。
【MC④】
12月22日Zepp DiverCityでのライブが決まっている。
「今日の会場の3.4倍あるそのキャパを埋めるには皆どうするべきか?そう、皆が自分と同じ人形を3体ほど連れてくるんだ。」と、haderuとhideki。
そのようにボケているメンバーだが、いつもいかに自分たちの活動を広められるかを考え続けているのが彼らだ。どんな形でも知ってもらえるなら、と。
ならば、我々ファンがすべきことも定まっている。いかに彼らの活動を、魅力を、より多くの人に伝えるか。
「全員でかかってこい!!」というhaderu。
我々は未だ見ぬファンと共に全員でかかっていこうではないか!
そう。12月22日Zepp DiverCityへ!!
【16.Reverse Bonito】
会場中が大移動する。そして頭を振りまくる。
ビジュアル系らしいこの曲だが、一つ違う点は、戻り鰹。
鰹の人形を会場に投げまくり、それをステージへと投げ戻すということを繰り返す、
まさに「Reverse戻す・Bonito鰹」。
会場中が音楽を楽しむのか鰹を投げることを楽しむのか分からなくなってくるほどである。
【17.Fight for a renovation】
ニューアルバム収録曲。
全体として頭をふる曲調となっているが、途中アップテンポの面白い変化が入っているのが特徴の曲。
歌詞にある「志」で一体感が生まれる。
【18.Sadistic Maria】
こぶしが目立つ。
途中の笑い声が入るところで、haderuからマイクを向けられたedieeが甲高い笑いをしていた。
昔からの曲であるために盛り上がりも一層ある曲となった。
【19.堕落】
最後の盛り上がり曲となった。
タイトルからは想像付かない、サビはポップな曲となるのがこの曲の特徴。
edieeとdunchが近づいてパフォーマンス。が、なぜかその時に変顔をしているediee。
彼の行動はなかなか読めない。
そうして大盛り上がりの中この曲は終わった。
【MC⑤】
次が最後の曲となり、それはsapotoが中学生の時に作詞作曲した楽曲だと言う。
これを聴いて、sapotoの母は「あの時の曲!」と気づいたらしい。
そのエピソードから、sapotoが作った曲を母に聴かせるという心優しい息子であると分かってしまう。
【20.Water Color】
hidekiの提案でルビカ(光る棒)をライトを付けずに振る。
Water Colorという染まらない色を表現するために。
ただ最後に「暗闇に光創り出そう 自らの魂を燃やせ」という歌詞がある。
そこでhidekiの合図と共にjealerが思い思いの色のライトを光らせた。
さまざまな色で光る会場は幻想的で、感動的なものとなった。
以下アンコール曲。
【super special summer】
夏らしさのある曲。
また個人的にはサビでのhaderuの振り付けと一緒に歌う姿のかっこよさが一際目立つ一曲となった。
【※Tarte Tatin】
言わずもがな、学んだくだりをしっかりとこなすjealerたち。
【閉塞】
haderuが絶対にメンバーが練習してないだろうと選んだ曲。
堂々と演奏するものも居れば、さぐりさぐりのメンバーも。
hidekiはさぐりさぐりながらもフリを踊る。途中踊りだしてしまうediee。
haderuの無茶振りにもなんとかやりきったメンバー。
【D.D.D】
静かに低音から始まるこの曲。筆者の個人的意見としてはしっかり盛り上がる場所もあるが、サビなどはしっとり、キザにかっこいい曲であると思う。
そしてこの曲で飛び跳ねまくるjealer。会場中がまだまだ盛り上がる。
【shell】
最後の一曲となったのはこれ。
学校いけ!!「いけいけ!!」と皆で叫ぶ。
jealerも残っている力を全て投げつけるように叫びまくる。ノりまくる。
こうしてひきこもりの歌で最後、ライブは終わりを迎えた。
「全国ツアー走りきりました。また会いましょう。Jealkbでした!」
このhaderuの掛け声で皆がジャンプ。
こうして全国ツアー最終日の曲が全て終わった。
最後にメンバーが一列に並び、elsaの「せーの」で
「LUV U—!」
そしてメンバーたちはステージからはけて行った。
ライブを通して感じたのは観客とメンバーの心の距離の近さである。
誰一人も置いていかない。初めての参加者でも誰でも楽しませられる。
合間に笑いもあり、まさにエンターテイメントを見せられた気がした。
haderuは途中、スタッフやjealerに向かって感謝の気持ちを述べた。
だがそれ以上に私たちは彼らに感謝をし、希望を見出している。
日常の嫌なことをまさに置いて行ける場、最高に笑えて最高に頭を振れる場。
そんな場所があるからこそ我々は日々を頑張れるのだろう。
筆者はまさに、jealkbとは我々の青春であると考える。
年代も上がれば上がる程、青春という感覚を忘れてしまうものだ。
忘れてしまったというそこのあなた、jealkbと共に武道館を目指してみませんか?
彼らは確実に武道館への道を見据えて日々活動をしている。
そんな彼らについて行き、我々もその道が近づくように尽力してみてはどうだろうか?
「共に夢を追おう」と彼らは言うが、彼らのようなエンターテイナーが武道館を人で埋めつくすのは絶対に夢なんかではないと筆者は思う。
その武道館という座標を目指し、我々も青春を共に過ごしてみてはいかがだろうか。
まずは、手にとって聴いてみてほしい。
するとあなたも気づけばjealer。
次の瞬間ライブ会場で頭を振って踊り狂っているだろう。
そんなあなた達と出会えることを、メンバーは楽しみにしている。
大丈夫。絶対に誰も置いていかない。ライブ会場が一体となる。
それがjealkbの「やり方」である。
【jealkb】
haderu・hideki・elsa・ediee・dunch・sapoto
の6名からなるヴィジュアル系バンド。
7月19日に3年ぶりとなるニューアルバム「IDENTITY」を発売。
2017年12月22日(金)にはZepp DiverCity TOKYOでのライブが決まっている。
武道館ライブの夢に向けて日々活動中。